ラム酒とは?

ラム酒に関する本を紹介します!

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ラム酒に関する本を紹介します!

ラム酒に関しての本ってあまり種類を見かけないので、何を買ったらよいか分からない人が多くいると思います。

そんな方の為に、この記事ではラム酒についての本を何冊か読んだ感想を含め、ラム酒本のおすすめポイントを紹介します。

この記事はこんな方におすすめ

  • ラム酒に関しての本を読みたいが、どれを選べばいいか分からない
  • ラム酒のおすすめ本が知りたい方
  • 本を読んでラム酒について勉強したい方

ラム酒の本について

ラム酒についてのよくネットで検索していると、意外にもラム酒に関する本って少ないですよね。

ラム酒好きとしてはあまり思いたくありませんが、多分まだ一部のラム酒ファンを除いてあまり需要がないのでしょう。

今回ご紹介するラム酒に関しての本は、元バーテンダーでラム酒好きの私が実際に読んでみた本を紹介しています。

知らないでラム酒を飲むよりは、ラム酒のことを知ってから味わう方が、より深く味わえると思っているので、ぜひ参考にしてみてください。

ラム酒大全-定番銘柄100本の全知識

まずはじめに紹介する本は「ラム酒大全」。インターネットで「ラム酒 本」と検索すると真っ先に表示される、ラム酒の解体新書です。

こちらの本は日本ラム協会さんが書いている本で、この一冊でラム酒の基礎知識から、銘柄毎の素敵な情報を効率よく知ることができます。

ページ数はざっと300ほどありますが、世界中のラム酒たちが1~2ページで紹介されており、一つ一つのラム酒の特徴が分かりやすく記載されています。

ここがおすすめ

  • 砂糖の歴史からラム酒の誕生までの基礎的な歴史を知れます
  • ラム酒の製造方法と分類方法の紹介が分かりやすい
  • この本が一冊あればラム酒についてある程度の情報が手に入る

最初買ったときは結構本が分厚くて、読むのが飽きるかと思ったのですが、ページ数など関係なしにあっという間に読めました。

銘柄の紹介時にボトルの画像や、ラム酒についての説明の文章と共に写真やイメージ図などがあるので、とても見やすいです。

ラム酒の歴史

「ラム酒の歴史」ではラム酒の歴史を網羅しており、500年にも及ぶラム酒のストーリーを一読で把握することができます。

180ページにも及ぶラム酒の物語は、人には教えたくない面白い話もあり、時間を忘れるほど没頭させてくれます。

ここがおすすめ

  • 砂糖の歴史からラム酒の誕生、近年のラム酒の情報までの幅広い歴史を知れます。
  • 過去から未来へと話が進んでいくので、理解しやすいようになっています。

個人的にはバーテンダーが絶対読むべき本にあげたいですね。

この本の内容を知っているだけでも、ラム酒について魅力を具体的に紹介できると思います。

この本は洋書のRum A Global History / Richard Fossさんが書いている内容を、日本語に翻訳した内容になっています。

風のマジム / 原田マハ

風のマジムは原田マハさんが書いた、沖縄にあるラム酒製造会社の誕生にまつわる実話を基にした小説です。

主人公が故郷沖縄で、ラム酒製造の事業を始めようと奮闘するお話なんですが、随所にラム酒について丁寧に説明があるので、知識がない方でもスムーズに読むことができます。

ここがおすすめ

  • 主人公が頑張っている姿を見て、元気や勇気をもらえます。
  • 本を読んだ後、なぜか無償にラム酒が飲みたくなる。
  • 沖縄、人、ラム酒、サトウキビ、が好きになります。

この本はラム酒に関係なしに、人の温かさや夢へ挑戦する姿勢が、感動の風を運んでくれる小説だと思います!

ワーシーパーク蒸留所

アマゾンのキンドルで見かけた本で、ちょっと上級者向けのマニアックな本を紹介します。

この本はジャマイカにあるワーシーパーク蒸留所についての情報をまとめた本です。

著者も語っているのですが、この本はラム酒中級者以上向けの本で、初心者はラム酒大全かラム酒の歴史を薦めています。

ここがおすすめ

  • ラム酒製造過程をより詳しく知ることができます。
  • ワーシーパーク蒸留所に関わってきた人物に焦点を当て、どのような歴史を歩んできたかを学べます。
  • ワーシーパークのラム酒についての知識が増えます。

専門用語が出てくるので、調べながら読む場面があるかと思いますが、50ページにまとまっているので、ラム酒とワーシーパークについてもっと知りたい方にぜひおすすめの本です。

海外のラム酒本

Rum Curious / Fred Minnick

海外版ラム酒の専門書はこちら。ただし、文章はすべて英語で書いてあります。

誰でもラム酒に興味を持ちやすいように、みんなが知っている海賊の物語が序盤にあったり、写真や絵などがところどころあるので、内容をイメージしやすいです。

著者がアメリカのウイスキー評論家なので、アメリカ周辺の目線でラム酒の歴史を説明しているのが特徴で、ラム酒の起源から最近のラム酒事情に加え、蒸留所の情報やテイスティングノート、更にはカクテルレシピも載っています。

ここがおすすめ

  • 基本的なラム酒の歴史がわかります。
  • アメリカのラム酒事情に詳しくなれる。
  • 蒸留酒に精通した著者のテイスティングノートが見れます。

キャプテンモルガンの広告費用等の話や、各蒸留所についてまとめた情報は、日本語では手に入りにくい情報ばかりなのでとても参考になります。

Collins LITTLE BOOKS RUM

キンドルで購入しました。こちらも海外のラム酒本。

題名にあるとおり、著者がおすすめするラム酒100本を紹介している本です。

ラム酒の銘柄ごとに蒸留所の紹介と、ボトルの紹介をしています。

ここがおすすめ

  • ラムの銘柄毎に記事が分かれているので、英語で初めてラム酒の本を読むなら、この本から読むのがいいと思います。
  • キンドル版で見ると、各銘柄の紹介欄に蒸留所や関連するサイトURLが記載されているので、アクセスに便利です。

ラム酒大全にも載っていないラム酒がでてくるので、もし、日本語のラム酒の本に載っていない情報が気になる場合は買ってみるとよいと思います。

値段表

タイトルページ数値段
ラム酒大全-定番銘柄100本の全知識 319 3,400 円+税
ラム酒の歴史 1922,200円+税
風のマジム 307660 円+税
ワーシーパーク蒸留所 45500円
Rum Curious 24025USD
Collins LITTLE BOOKS RUM 228746円

いかがでしたでしょうか?

ラム酒の本を買うときに参考にしていただければ幸いです。

おもしろいラム酒の本を見つけたら随時紹介させていただきます。

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