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【Five Hundred Cuts / ボタニカルラム】ブリュードッグが造ったラム酒

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【Five Hundred Cuts / ボタニカルラム】ブリュードッグが造ったラム酒

今回紹介するラム酒は、世界的に超有名なクラフトビール醸造所ブリュードッグが、新しい試みとして造った蒸留酒【Five Hundred Cuts 】ボタニカルラムです。

この記事はこんな人におすすめ

  • ブリュードッグが好き
  • ラム酒やスパイスラムにはまっている
  • 珍しいものに興味がある
  • ボタニカルラムについて知りたい!

ボタニカルラム酒とは?

ボタニカルラムとは、要はラム酒にハーブ、樹皮、花、果実、等の植物を入れて造ったお酒のことです。

カクテルコンペティションなどでも、ボタニカルラム酒専用の部門があるので、知名度が上がってきています。

ただし、世界基準で、「スパイスドラム」や「フレーバードラム」との明確な違いがありません。

というのも、各国ごとに、ラム酒の定義が異なっているので、さらに細かいルールまでは決めようがない状況です。

特徴をあげるとすると、スパイスドラムは数百年以上前の時代に品質の悪いラム酒を、スパイスなどを加え美味しく飲もうとしたスタイルです。

何かひとつの特徴的な風味や、味が突出してくることがあります。

ボタニカルラムはスパイスドラムよりも甘くなく、ジンのような現代的な味わいに近い印象があります。

ブリュードッグとは?

ブリュードッグとは、2007 年に James Watt (ワット)と Martin Dickie (ディッキー)と愛犬のブラッケン によって設立された、スコットランドのクラフト ビール会社です。

ワットは経済学と法律を学び、ディッキーは醸造学を学んでいたそうで、当時の二人は従来の工業生産されているビールの味に面白味を感じられないことから、ブリュードッグで斬新なビールを造り始めました。

一説によると、スコットランドで最初の地ビール醸造者であり、2 人とも 24 歳のときに会社を立ち上げたそうです。

これらのことから、ブリュードッグは固定概念や古い風習を打ち破ることをモットーにお酒を造っています。

一例として、ブリュードッグはイギリス議会に世界最小のデモを起こし、当時法律で決まっていたビールグラスの種類をクラフトビール用に一つ追加してもらったこともあります。

また、独自の資金調達方法をもちいて、95億円ほどの資金調達を成功させ、今では、世界で最も有名なクラフト ビール醸造所の1つであり、世界中のバーのオーナーでもありと様々な成功を収めています。

そんなクラフトビール界隈で有名なブリュードッグが造ったラム酒が今回紹介する「Five Hundred Cuts 」です。

BrewDog Distilling Companyについて

BrewDog Distilling Company とはブリュードッグの蒸留酒担当の部門で、「Five Hundred Cuts 」を誕生させました。ラム酒以外にも、ウォッカ、ジン、ウイスキーも蒸留しています。

場所はブリュードッグの主要なエロン醸造所の敷地内にあります。ビールの工場見学は20ポンドでできるのですが、残念ながら蒸留所の見学はまだできないようです。

ビールを製造したときと同様に、蒸留酒界隈にも新しい風を起こすために、日々挑戦をしています。

2020年のコロナウイルスが流行した際には、消毒剤の製造を行い病院や慈善団体などへ貢献しました。


この蒸留所の特徴としては、 高さ 20 メートルのコラムスチルと、独自に設計した革新的なトリプル バブル(ふくらみが3つあるひょうたんのような) 蒸留器です。

Five Hundred Cuts

最大の特徴は赤ワイン用の酵母とラム酒用の酵母を使用し、世界初の三連続式蒸留器で蒸留していることです。

蒸溜してできたホワイトラムにトンカ豆、シナモン、ナツメグ、ジンジャー、スパイスなどを浸漬させ、

オレンジピール、カルダモンなどのボタニカルを再蒸留するなど経て、ボタニカルラムが誕生します。

パッケージに記載の植物

  1. トンカ豆
  2. グローブ
  3. ラベンダー
  4. カルダモン
  5. オレンジピール
  6. メース
  7. シナモン
  8. ナツメグ
  9. オールスパイス
  10. 生姜

※トンカ豆はバニラに近い香りのスパイスです

スペック

アルコール度数40度
容量700ml
値段

Five Hundred Cuts の名前の由来

18世紀の植物画家エリザベス・ブラックウェルが 出版した、漢方薬のガイドブック「A Curious Herbal」に由来があります。

この本には500種類にもおよぶ植物が描かれおり、500の植物 = 500カットとしても知られています。

この本の売り上げで、エリザベス・ブラックウェルは刑務所にいた夫を解放することに成功しました。

ブリュードッグはエリザベス・ブラックウェルに敬意を表して、ラム酒の名前を「Five Hundred Cuts」と名付けました。

ちなみに、19世紀のアメリカで、女性で初めて医学学校を卒業したエリザベス・ブラックウェルとは別人です。

飲んだ感想

はっきり言って、美味しいラム酒です!

まず、ボトルの蓋を開けた瞬間から甘くエキゾチックな香りが解放されます。

この香りだけでも満足できる人がいるんじゃないかってぐらい、素敵です。

ストレートで飲んでみると、40度もあるとは思えない程まろやかな舌触りとスパイスが創り出す風味がずっと口の中で残ってくれます。

そして、最後に感じる余韻もブレずに、ずーっと素適な香りをキープしてくれます。

ソーダ割り、ロック、ジュースで割るのがおすすめです!

スパイスが大ざっぱに言えばコーラの香りも含んでいるので、コーラ割りでも美味しいキューバリブレが作れちゃいます。

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