マイヤーズラムといえば、日本のコンビニで手軽に手に入るラム酒、パティシエが愛用するラム酒、ジャマイカのラム酒といえばマイヤーズ、等々のイメージがあります。
見たことはあっても、具体的にどういうラム酒なのかっていうのは知らない人が多いと思います。
この記事では、マイヤーズについて、実際に飲んだ感想や特徴、おすすめの飲み方を紹介していきます。
この記事はこんな人におすすめ
- 安くてうまいラム酒を探している
- マイヤーズについて詳しくなりたい
- どうやって飲めばいいのか参考にしたい
マイヤーズの歴史
1879年にジャマイカのキングストンで砂糖農園の主だったフレデリック・ロイス・マイヤーズがブランドを創設したのが始まりです。
この創設者のフレデリック・ロイス・マイヤーズの名前から“マイヤーズ”と命名されました。
1924年にはマイヤーズダークラムの前身である、ラム酒が誕生し、1935年には世界40ヶ国に広がったとされています。
マイヤーズの会社
2018年11月まではDiageo社のブランドでしたが、Sazerac Company社に売却されました。
以降はSazerac Company社の一つのブランドとして、今も多くの人に根強い人気があります。
Sazerac Company社といえば、ウイスキーの商品が豊富で、1792やバッファロー・トレース等のブランドを所有していることで有名です。
マイヤーズの読み方について
因みにマイヤーズのスペルは Myers's で S が 2 ついているのです。
本当の発音は何だろう?とちょっと気になって、海外の人がどうマイヤーズを呼んでいるか見たところ、マイヤージズと頑張って呼んでいました。
ずっとマイヤーズと呼んでいたのに、それは日本だけなのか?と、個人的に衝撃を受けました。
日本の酒屋やバーテンダーは共通して、マイヤーズと呼んでいるので、海外に行ったら通じないかもしれないですね。
マイヤーズの作り方の特徴について
マイヤーズはモラセスを原料とした、9つのラム酒をブレンデッドして作られています。
特徴としては、100%ジャマイカ産の糖蜜(モラセス)のみを使用していることです。
伝統ある連続式蒸溜と単発式蒸溜から得られた原酒を、ホワイトオークで4年熟成させています。
ジャマイカのような熱帯地域では、寒い地域よりも熟成が早く進むので、4年以上の熟成をしている感覚です。
この熟成がマイヤーズの芳醇な香りを創り出しています。
マイヤーズを飲んだ感想や特徴、おすすめの飲み方
まずは、ストレートで
まずは、ストレートで味わいました。
やっぱり第一印象はおいしい!と感じました。
イギリス系のラム酒の特徴的な、黒糖を印象づける香りから、重い味わいを楽しめました。
しかし、本心をいうと、「値段の割においしい」と思ってしまうことがあります。
理由は、味がいい意味でシンプルなので、ストレートで味わうには、少し単調だと感じてしまうことにあります。
同じイギリス系のパッサーズやエルドラドなどと飲み比べてみると、シンプルという意味での味の違いを発見しやすいかと思います。
また、単調で芳醇な香りは、プロのパティシエからも評価が高く、お菓子作りに重宝されています。
次にソーダ割りで
次にソーダ割でいただきます。
コクのある、それでほんのりと甘さがあってこれぞラムハイボール。
個人的にですが、角ハイボールや、ジムビームのハイボールと同等の価格帯で作れる、ラム酒代表のハイボールだと思います。
レモンかライムをいれた方が、個人的にはフレッシュさが増してよりおいしく飲めるかと思います。
牛乳
続いての飲み方はミルク割でございます。
ラム酒とミルクのコンビネーションは他の蒸留酒では真似できない、ラム酒の特権です。
特に香りが豊かなマイヤーズはミルクとのコンビネーションが抜群で、おいしく飲めること間違いなし!
という訳で、実際に飲んでみた率直な感想は、「低価格でもコクがあるリッチなラム酒を味わってみたい!」をという人に、おすすめしたいラム酒です。
飲み方はソーダ割りと牛乳割りが、個人的に好きな飲み方でした。
ぜひお試しあれ!
マイヤーズダークラムのスペック
最後にマイヤーズのスペックについて紹介します。
ひと昔前までは、1000円から1500円前後で手に入るラム酒でしたが、現在は価格が高騰したようで2000円前後で手に入ります。
銘柄 | マイヤーズ ラム オリジナルダーク |
製造国 | ジャマイカ |
アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml / 200ml |
価格 | 2000円前後 |
参考にしたサイト: