「ラム酒ようなアルコール度数の高い飲み物の飲み方がいまいちピンとこない。。。どうやって飲めばいいの?」
という疑問をお持ちの方に、ラム酒の飲み方を紹介します!
ラム酒の飲み方は決まっていない!
そうなんです!
ラム酒の飲み方は特に決まっておらず、飲み方は人それぞれなので、ここで紹介する飲み方を試していって、最終的に好きな飲み方を見つけてもらえたら、ラム酒を楽しんでもらえると思います。
まずは実際にどのようにラム酒は飲まれているか、代表的な飲み方を見ていきましょう。
ラム酒の代表的な飲み方
カクテル・・・アルコール度数が調節できる!
ラム酒ベースのカクテル系のアルコール度数は10%前後
アルコール度数を調整できるので、自分の飲みやすいようにアレンジできます!
この飲み方は、ラム酒をベースにジュースや炭酸などで割った飲み方です。
モヒート
ラム酒をベースにミント、ライム、シュガーシロップ、炭酸で割った爽快なイメージのカクテル。
今や世界的に有名なカクテルの一つで、夏の時期のバーでは必ずといっていいほどメニューにありますよ!
お店によって作り方が違ったりするので、自分の好きなモヒートを見つけるのも楽しいですよね。
ホットカクテル
ラム酒は夏のイメージがありますが、ホットカクテルにしても美味しいので、冬の寒い時期におすすめ。
最近のTwitterやInstagramでは暖かいチャイや紅茶に、ラム酒を好きなだけ入れて飲んでいる人も多いです!
炭酸割り・・・アルコール度数が調節できる!+ のどごし!
炭酸割りカクテルのアルコール度数は10%前後
ビールやハイボールのように、のど越しを楽しみたい方必見です。
ラム酒を炭酸飲料で割ったシンプルな飲み方なので、材料が少なく家で作りやすいのも特徴。
この飲み方もカクテルと同様、アルコール度数を調整しやすいので、普段お酒を飲まない方にもおすすめですよ。
ラムソーダ(ハイボール)
香料・砂糖などが入っていない、純粋な炭酸水とラム酒をまぜたカクテルです。
ラム酒の個性を少しでも残したい!という方はこの飲み方がおすすめ。
※サイダーは砂糖などが入っているのでソーダとサイダーは別物です。
キューバリブレ
ラム酒ベースのカクテルといえば、このキューバリブレが有名です。
ライムを絞って、ラム酒とコーラを混ぜるだけですが、バランスがとれた王道のカクテル。
ラムトニック
ラム酒をトニックウォーターで割ったカクテルです。
トニックウォーターとは炭酸水やサイダーに柑橘類の皮から抽出されたエキスや糖分を加えた飲み物です。
※ソーダよりも、少し甘く、柑橘系の香りや、すっきりした苦みが特徴です。
ラムバック
ラム酒をジンジャエールで割ったカクテルです。
ジンジャエールとは、しょうがをメインに、甘味料や酸味料、香辛料、等で味を調節し、カラメルで淡黄色に色付けされた炭酸水です。
ロック・・・ラム酒+氷なので、アルコールは強いです。
アルコール度数は40%ですが、氷が溶けるにつれて度数は下がります
グラスに氷のみ入れ、ラム酒を注ぐのみ。
氷でラム酒が冷やされると甘味が締まり、アルコール臭も抑えられるので、なめらかな口あたりになります。
氷が溶けることで、徐々に加水されるので味わいの変化も愉しめます。
ストレート・・・ラム酒本来の味を楽しむ玄人向け
アルコール度数は40%から75%ぐらい
他の飲み方とは違い、氷が溶けないので、ラム酒本来の味をゆっくりと愉しめます。
常温でのラム酒は、冷たいラム酒よりも香りをよりひらいてくれます。
さとうきびの味わいを真っ向から味わえ、芳醇な香味と余韻を贅沢に愉しめます。
ラム酒のアルコール度数は40%~50%ぐらいあるので、チェイサーと一緒に飲むといいでしょう。
一杯30ml程度ですが、20分から30分程度時間をかけて、ゆっくりとチェイサーと交互に飲むイメージです。
間違ってもワインやビールのようなペースで飲まないでください。次の日大変なことになります。
チェイサーとは、英語のチェイス=追いかける という意味をもっており、バー用語では「飲んでいるお酒よりアルコール度数が弱い飲み物」という意味があります。
日本では、お店の人にチェイサーと伝えれば、ほとんど水が出てきますのでご安心ください。
ステア・・・一つの飲み方として紹介
アルコール度数は20%から30%ぐらい
ラム酒の中で稀に、香りが強すぎて人によっては苦手なラム酒に出会うかと思います。
その時は一度ラム酒を冷やしていただくと、ラム酒の香りが抑えられて美味しく味わえる。なんてこともあります。
その際はこのステアという技法を試していただければと思います。
方法は、ミキシンググラスに飲みたい量のラム酒と氷をいれステア(冷えるまでまぜます)し、ショットグラス等に冷えたラム酒のみ入れるだけです。
最初から冷凍庫で冷やしても同じなのですが、ボトル全体のラム酒まで冷えてしまいますので注意が必要です。
冷えることで、強烈な香りが抑えられ、口の中で味わっている最中にラム酒の風味が広がり、余韻としても深く味わえます。
まとめ
飲み方は人それぞれの味覚や好みがあるので、ラムの飲み方はおいしく飲めればそれでいいのです。
もし、まだラム酒を飲んだことがないのであれば、今回紹介した飲み方を試してみてください。
- アルコール度数 ”弱め” カクテル≒炭酸割<ロック<ステア<ストレート ”強め”
- ラム酒の風味や香り ”低め” カクテル≒炭酸割<ロック<ステア<ストレート ”高め”
飲んでいくうちに好みの飲み方がきっと見つかるはずです。